リトルワールドキャンプとは、2003年4月に静岡県立大学国際関係学部・津富宏ゼミの学生によって、静岡県に住む外国につながりのある子どもたちと日本人の子どもたちの相互理解を深めるために企画されました。参加した子どもたちの「ぜひ来年もやって欲しい。」という言葉に背をおされ、静岡県立大学の公認サークルとして「リトルワールドキャンプ実行委員会」を設立しました。
私たちの住む静岡県は、在日外国人、特に日系ブラジル人の多い県として知られ、さまざまな文化をもつ人々と共に生きていくことが課題となっています。しかし、日本人である私たちと、在日外国人の方々とは、接触する機会が多くなく、お互いの文化を十分に理解できていないのが現状です。そこで私たちは、さまざまな文化をもつ人々が共に生きることができる静岡県をつくる為に、「多文化共生キャンプ リトルワールドキャンプ 」を企画・運営しています。
私たちは、多文化共生キャンプを企画・運営することによって静岡県内に住む子ども達が身近な異文化との関わりを意識して、それを受け入れていけるようなきっかけを提供していきます。